投資経験者にオススメ!映画「マネー・ショート 華麗なる大逆転」

 

こんにちは!きなこです!

 

今日は投資初心者はもちろん、

投資経験者にもオススメの映画をご紹介します!

みんなが知ってる「歴史に残るあの出来事」の裏側で起きていた、

嘘みたいな実話。

私は、自分が「」に投資してるのかをよく考えるきっかけにもなりました!

 

目次

 

マネー・ショート 華麗なる大逆転」とは?

マネー・ショート 華麗なる大逆転 [Blu-ray]
 
 
あらすじ

 2004年から2006年にかけて、アメリカ合衆国では住宅価格が上昇し、住宅ローンの債権が高利回りの金融商品として脚光を浴びていた。多くの投資家たちがそうした金融商品を買いあさる中で、いち早くバブル崩壊の兆しを読み取った投資家もいた。本作はそんな彼らがどのようにしてサブプライム住宅ローン危機の中で巨額の利益を上げたのかを描き出す。

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 

 

株式投資経験者ならショートが「空売り」を意味することがわかると思います。

邦題だけ見ると、

「お金の空売り?とは?」と首をかしげると思いますが、

現代は「Big short」=巨額の空売りです。

 

この映画は2009年に起きたリーマン・ショックの裏で

4000億円稼ぎ出した男たちの実話をもとにした実話系映画です。

感想

色々とすごい!

※若干のネタバレあり

(と言ってもタイトルで「大逆転」と書いてあるのですけどね・・・😅)

 

リーマンショックのなぜ?を紐解くドラマがすごい!

リーマンブラザーズ破綻からの世界規模の金融危機

日本でも長い不景気が幕をあけるきっかけとなった大事件です。

この事件はとても有名ですが、

なぜ金融破綻は起きたか?を説明できる人は、あまりいないと思います。

「バブルがはじけたんでしょ?」くらいの認識。

 

この映画を見ると、

数年前、驚く程ずさんなやり方のお金稼ぎが横行していたことがわかります。

「まさか、そんな馬鹿な」の連発。

なぜ誰も、危ういバブルが終焉する未来を考えなかったのでしょうか?

 一旦誰が悪かったでしょうか?

 

住宅バブルに浮かれた市民?

難解なからくりを自ら作り、放置した銀行や証券会社?

自らの役割を放棄して、イカサマに迎合した格付け会社

 

この映画は知ってるようで知らなかった歴史に残る悲劇を振り返る、

池上さんのニュース番組的一面を持ちながら、

NHK映像の世紀」のような実際の映像を挟み当時の真相に切込む、

ドラマ性に溢れた映画なのです。

 

 

2豪華俳優がすごい!

投資経験者は、

投資業界にはややこしい専門用語が飛び交っていることはご存知だと思います。

今作でも専門用語、バンバン出てきます。

特に大事なのはCDOCDSMBSも結構重要。

 

うーん、DAIGOかな?

略語にして、人を煙に巻く気満々ないやらしさです

 

こんなの一般人が瞬時に理解できるはずないですね。

でも本作はそんな難解単語も込みで鑑賞者に理解してもらわないと困るので、

きちんと説明してくれます。超豪華俳優が!

 所々で話の流れとは何にも関係がないマーゴット・ロビーやセレーナ・ゴメスが

バスタブ内でセクシーに解説してくれたり、

超POPに噛み砕いてくれます。カメオ豪華すぎ。

また、ブラッド・ピットがオイシイ役で出てたりするんですよー!

 

言い方が悪いですが、とっつきにくい金融業界の映画を

有名人を客寄せパンダにする手法がなんともユニーク!

 

3これが実話と思うとすごい!

この映画に登場するのは実在の投資家です。

その中も天才性が目立っていたマイケル・バーリ。

ハラハラするストーリに一息ついた後、

ラストは彼が次に目をつけたとされる、「ある資源」の銘柄について、

示唆された上で締めくくられます。

 観ていた私は

「コ、コワ〜!」とちょっと悲鳴がでました。

世界に燻る新たな火種を感じて・・・

 

彼の次の投資銘柄もぜひチェックしてみてくださいね!

 

 

最後に

周りの狂乱に流されず、やがて来る真実に向かって自分を信じ、勝負した男たち。

この映画は大逆転劇、と銘打ってますが、

結末はみんな知っているからこそ、爽快感のある映画とは少し後味が異なります。

何だかやるせない・・・

笑った人がいれば泣いた人もいる。

その余韻の中で、

株が生み出す影響力、爆発力

そして金融商品を理解しないで購入するリスキーさ

大切なことを教えてくれる映画です!